歯周病

歯周病も虫歯と同様に、重症化するまで自覚症状がほとんど出ない病気です。重症化すると大切な歯を残すことが困難な状態となってしまうため、自覚症状がないときからの定期検診が重要です。予防によって発症を防ぐことができるのも、歯周病の特長のひとつです。

歯周病の進行具合と治療方法

歯周病の進行具合●軽度歯周病
軽度の場合、歯垢や歯石が歯と歯肉の間にたまることで細菌が繁殖し、歯肉に炎症が起こります。また、歯肉が腫れたり出血したりしますが、ブラッシングや歯のクリーニングで回復する状態です。

歯周病の進行具合●中等度歯周病
中等度になると、口臭や出血がひどく、歯石の付着も目立ちます。骨が後退し始め、歯周ポケットも深くなります。また、歯肉も炎症を起こしたり歯も動揺してきたりします。治療としては、歯肉溝の奥の歯石を除去します。歯肉溝に4mm以上の深さがある場合には、歯周外科をともなう処置も行います。

歯周病の進行具合●重度歯周病
歯肉が化膿して、真っ赤に腫れてしまった状態です。骨も壊されてしまうので、歯もグラグラ揺れてきます。歯周外科的処置が必要となりますが、場合によっては抜歯しなくてはなりません。

まずは、お気軽にお口のお悩みをご相談ください。