初期から末期までの虫歯の症状

虫歯の症状は、初期段階の「CO」から歯が崩壊する「C4」までの5段階の症状に区分されます。初期であれば軽い処置ですみますので、自覚症状がなくても、定期的な歯の健康チェックをぜひ行ってください。

CO(シーオー:初期虫歯)

●CO(シーオー:初期虫歯)
虫食い・黒ずみがなくても、歯が溶け出し、虫歯が始まった状態です。

C1(エナメル質う触)

●C1(エナメル質う触)
歯の表面を覆うエナメル質を溶かし、小さな穴があきます。痛みはほぼありません。

C2(象牙質う触)

●C2(象牙質う触)
エナメル質の下の象牙質まで蝕まれ、甘いものや冷たいものがしみることがあります。

C3(神経まで達したう触)

●C3(神経まで達したう触)
象牙質の下の神経まで達し、激痛をともなうことがほとんどです。神経がだめになってしまうと、歯ぐきがひどく腫れたり、炎症による膿が出たりします。

C4(残根状態)

●C4(残根状態)
歯は崩壊し、歯根だけが残った状態です。

初期段階の虫歯なら、「経過観察&メンテナンス」の選択肢も!

スマイルファミリーのおすすめポイント

当院では、初期の小さい虫歯は、削らずに経過観察することをおすすめしています。なぜなら、その進行段階の虫歯はエナメル質内で進行が止まることが多いからです。しかし削ってしまった場合には、逆に再発リスクの可能性を高めてしまいます。

ただ「小さな虫歯=放置してよい」ということではありません。必ず3か月後に、経過観察のご来院が必要です。ほとんどのケースは、3か月ごとの経過観察と必要に応じてのメンテナンス(クリーニングなど)を続けるだけで、悪化することはありません。

患者さまごとのご都合に合った治療を提案

「3か月後の来院は難しい」「小さくても虫歯ならすぐ治したい」などのご都合やご希望もきちんと伺います。その場合には、削るデメリットをご理解いただいた上で、患者さまごとに最適な治療方法を提案いたします。

まずは、お気軽にお口のお悩みをご相談ください。